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FOMC前、原油安と米消費低調を嫌気し東京株式市場は続落
- 2016/03/16
- アジアタイム
日経平均株価は続落。東京株式市場は、米FOMCの金融政策の行方を見極めようと、東証1部の売買代金は2兆円を割り込み、ことし最低となった。TOPIXの終値は前日比11.58ポイント(0.8%)安の1360.50、日経平均株価は142円62銭(0.8%)安の1万6974円45銭。政府は本日、国際金融経済分析会合を開催。コロンビア大学のスティグリッツ教授は、安倍首相に今は消費増税に不適切な時期と語ったほか、金融政策は限界に達し、今は財政刺激策の時期などと述べた。この発言で東京株式市場は下げ渋りをみせる場面もあったが、上昇も一時的となってしまった。東証1部の売買高は18億6149万株、売買代金は1兆9119億円。代金の2兆円割れは、昨年12月30日の大納会以来となった。値上がり銘柄数は486、値下がりは1340。本日のOSE225先物も続落し、前日比150円安の16810円で終了した。日中の取引高は3万6802枚と今年最低、日中値幅も上下160円と今年最狭となった。明日は米FOMCの結果次第での展開か!?