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東京株式市場続伸か!?-原油高、欧米株式市場高を受けて
- 2016/03/14
- アジアタイム
11日の米国株式相場は上昇。欧州の景気刺激策が再評価され、世界的な株高の動きに追随した格好だ。S&P500種株価指数は終値ベースで今年の最高値となった。本日から始まる日銀政策決定会合と15日から16日の米FOMCの重要イベントを控え、様子見ムードが漂いつつも先物が17000円を下回っても、押し目買いスタンスで買いが流入しやすい地合いに。早朝のGLOBEX市場(円建)はCME清算値を上回る17085円でスタートしている。
寄り前外資系証券会社5社ベース売買動向は、売り620万株/買い860万株との観測。セクター別では売り 不動産・金属・小売・食品・機械・サービス・非鉄・電気・電力・保険・REITなどから、買い 銀行・サービス・証券・その他金融・商社・小売・REIT・化学・薬品・電機などから観測。金額は売り:89億円、買い108億円。
【買い材料】
・欧州株式市場-反発 ラグ置いてECB政策への支持を示す
・欧州中央銀行 大規模な追加緩和を評価
・米国株式市場-4週続伸 ECBの緩和策を改めて好感
・NYダウ上昇(17213.31、+218.18)
・NY原油先物-反発 価格底入れ観測や掘削リグ減少を好感(38.50、+0.66)
・ナスダック上昇、(4748.47、+86.31)
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(17050、+200)
・日銀の追加緩和期待根強い
・恐怖指数VIXは16.50、前日比低下
・マザーズ7ヶ月ぶり高値
・原油価格が底打ちの可能性-IEAの見解
【売り材料】
・世界経済の減速懸念
・1-3月期の法人企業景気予測調査、3期ぶりマイナス
・日経平均、17000円処での戻り待ちの売り圧力
・香港住宅価格指標CCLが3週間ぶりに下落、前週比1.11%安の130.3ポイント
・中国、工業生産が7年ぶりの低い伸び
【その他注目点】
・日銀金融政策決定会合(15日まで)
・NY為替-米株高、リスク選好にドル安・円安で反応
・CRB指数-反発 コーヒー、原油が上昇 金、ニッケルが下落
・首相、労働市場改革へ外国人受け入れ拡大を
・宮内庁、京都御所の一般公開 年間を通じ実施へ
・ポーランド中銀「政策金利を1.5%に据え置き」※市場予想通り
・ペルー国立銀行(中銀)「政策金利を4.25%で据え置き」※市場予想は25bpの引き上げ・営業毎旬報告(3月10日現在、日本銀行)
・日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
・日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
・LITALICOが東証マザーズに新規上場
・印卸売物価指数(2月)
・印消費者物価指数(2月)
・08:50 1月機械受注(前月比予想:+1.9%、12月:+4.2%)
・19:00 ユーロ圏・1月鉱工業生産(前月比予想:+1.7%、12月:-1.0%)