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東京株式市場,後場に上昇転換
- 2016/03/11
- アジアタイム
11日の東京株式市場は後場に上昇転換。円高一服をやマクロ系ファンド筋の買い観測、下値での国内年金資金の買い期待、SQ算出を終え需給面で短期波乱要素がなくなった事等が上手く重なり合い、日経平均株価は86円52銭(0.5%)高の1万6938円87銭で取引を終了。前場には懸念されたECBの追加金融緩和がもたらす効果を改めて評価する見方も広がった模様だ。午前, 話題をさらったのがロイター通信の報道。政府内に景気失速懸念があり、10兆円景気対策の声もあるとと伝えた。14日・15日には、日銀の金融政策決定会合も予定されており、日銀総裁からどのようなコメントが出てくるか注目される。JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前日比60.67ポイント(0.50%)高の1万2296.16。TOPIXも続伸し、7.15ポイント(0.53%)高の1359.32で終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆883億円。売買高は27億6156万株。東証1部の値上がり銘柄数は1295と、全体の67%を占めた。値下がりは533、変わらずは115銘柄。
225先物はの5日移動平均は16788円、25日移動平均は16292円でまで低下。引き続き、為替相場や原油動向に注目が集まる中、目先、終値ベースでレジスタンスラインとなっている50日線(16870円)をブレイク出来るかに注目したいところ。