マーケット情報
株式・FX・商品情報
ECBやSQを控え日経平均先物は・・・
- 2016/03/09
- アジアタイム
日経平均株価は3日続落し、前日比140円95銭(0.8%)安の1万6642円20銭で引けた。円高・ドル安を背景に投資家心理が悪化。輸出関連株中心に売りが先行した。前場には心理的な節目となる1万6500円を場中一週間ぶりに割り込む場面もあったが、円高が一服した後場には買いも入り、次第に下げ渋る展開となった。日銀によるETF買い観測や年金資金流入観測も台頭した。また10日に予定するECBの結果を見極めたいとするムードも広がり、動きはげ限定的であった。債券市場で先物相場が急反落した場面では、JGB先物買い・株先売りのアンワインドも観測され、株式市場にポジティブに寄与する場面もあった。11日のSQ算出に伴うロールオーバーは順調に進んでいる模様だ。OSE225先物は3日続落し、前日比170円安の16630円で終了した。取引高は10万1992枚。限月間取引(3月限/6月限)は6万590枚。TOPIX先物の限月間取引は8万384枚。転換線は前日の16450円から変わらずで、本日安値は16490円と転換線が下値をサポートした。一方、基準線は16350円から16335円に小幅低下した。ECBやSQを控え、5日移動平均(16874円)と25日移動平均(16319円)の中間ゾーンで落ち着いてきたという印象か!?
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も3日続落した。東証1部の売買代金は概算で2兆2806億円。売買高は22億4920万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1477、値上がりは372、変わらずは94だった。