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東京株式市場円高基調やSQ週日柄調整で上値が重い展開か!?

  • 2016/03/08
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

NY原油先物相場の上昇が続き、NYダウは5日続伸し、前週末比67ドル18セント(0.4%)高の1万7073ドル95セントで,ほぼ2カ月ぶりの高値を付けた。世界経済の減速や金融市場の混乱を巡る警戒感が和らぎ、エネルギーや資源関連株に買いが先行した模様だ。しかしながら、ITや生活必需品などが下げ、ナスダックは5営業日ぶりに反落し、同8.767ポイント(0.2%)安の4708.254で取引を終えた。225先物をテクニカルで見ると、5日線や転換線を上回ってのトレンドであるが、5日線を切り上げるのを期待したいところ。SQ週の中3日を迎える中、原油高恩恵期待もあるが円高基調などもあり日柄調整が想定される。終値ベースで50日線(17036円)を上回れるかが引き続き注視すべきところか・・・

寄り前外資系5社ベースの売買動向は、売り1600万株/買い1170万株との観測。セクター別の動向は、売り 鉱業・サービス・機械・銀行・商社・電力・ガスなどから、買い 通信・小売・情報通信・電機・海運・陸運などから観測。 金額は売り:165億円、買い:110億円

【買い材料】

・NYダウ上昇(17073.95、+67.18)
・NY原油先物-続伸 需要改善期待で2カ月ぶり高値(37.90、+1.98)
・米債券市場-続落 原油38ドル回復、リスク回避の後退続く
・景気動向指数、3ヶ月ぶり改善
・日銀総裁、金融緩和は株高や円安の力ある
・ソフトバンクG、海外、国内事業を統括
・NY為替-原油相場にらみ資源国通貨は買い先行
・第一生命、3年連続増配へ
・欧州債-反発、ECB追加緩和を見据えた買いが先行
・北海ブレント原油先物40ドル超え 年初来高値

【売り材料】

・欧州株式市場-反落 欧州緩和による収益圧迫観測で銀行に売り
・世界経済の減速懸念
・英国のEU離脱懸念
・ナスダック下落、(4708.25、-8.77)
・CME225先物は大阪取引所比で下落、16880で引け(16880、-70)

【その他注目点】

・恐怖指数VIXは17.35、前日比上昇
・CRB指数-続伸 原油、ガソリンが上昇 砂糖、オレンジジュースが下落 
・米国株式市場-まちまち ダウとS&Pは5営業日続伸
・NY金先物-反落 上振れ後の調整優位
・首相、著名な経済学者などと来週会合へ
・国際収支(1月)
・貸出・預金動向(2月、日本銀行)
・企業倒産(2月) 
・欧財務相理事会(ブリュッセル)
・フィッシャーFRB副議長「物価上昇の最初の兆候が出始めている可能性がある」
・同「海外の中銀はマイナス金利を予想よりもうまく運営している」
・ブレイナードFRB理事「原油とドルはいずれ安定する見通し」

・08:50 10-12月期GDP2次速報(前期比年率予想:-1.5%、1次速報:-1.4%)
・08:50 1月経常収支(予想:+7155億円、12月:+9607億円)
・15:00 2月景気ウォッチャー調査・現状(予想:47.4、1月:46.6)

・時間未定 中国・2月輸出(前年比予想:-14.5%、1月:-11.2%)
・時間未定 中国・2月輸入(前年比予想:-12.0%、1月:-18.8%)
・15:45 スイス・2月失業率(季調済)(予想:3.5%、1月:3.4%)
・16:00 独・1月鉱工業生産(前月比予想:+0.5%、12月:-1.2%)
・17:00 南ア・10-12月期経常収支(予想:-1700億ランド、7-9月期:-1650億ランド)
・17:15 スイス・2月消費者物価指数(前年比:-1.1%、1月:-1.3%)
・18:15 カーニー英中銀総裁が欧州議会で証言(EU離脱に関する国民投票について)
・19:00 ユーロ圏・10-12月期GDP改定値(前年比予想:+1.5%、速報値:+1.5%)
・03:00 米財務省3年債入札(240億ドル)

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