★資源通貨は軒並み上昇傾向を強めている。ただ、豪ドル/円もそうであったようにカナダドル/円も75日単純移動平均線（緑：85.663円）が上値を抑えている。

この移動平均線では、20日指数平滑線（赤：83.803円）と50日指数平滑線（青：84.469円）の上下の位置から売買の戦略を考える方法である。現在20日線が50日線の下にあるので、売り目線での戦略をとる。

ストキャスティクススロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％Kと％Dが90％を上回り市場に過熱感が出て来ている。MACD（パラメータ：12、26、9）では、MACDがゼロラインを上抜けたものの、上昇の勢いが鈍化してきた。

そ のため、5日線（灰：85.014円）や50日線を下回って、％Kと％Dが下向きとなり、MACDがゼロラインへ向けて下向きになってくると下落基調にな りやすい。一方で、75日線を上抜けし、2月1日の高値87.02円を上抜けすると、逆三尊底のネックライン超えとなり上昇トレンドを維持する可能性が高 いので注意が必要だ。