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ドル/円は日米金利差縮小で上値重い!
- 2016/03/04
- アジアタイム
★米国10年物債券利回りと日本10年物債券利回り差が縮小してきた。金利差を一目均衡表に当てはめてみると、3月4日の雲の下限は1.8412%となり、雲の下限を下抜けしてしまうと、縮小傾向が強まる可能性がある。金利差だけがドル/円の変動要因ではないが、金利差が縮小してからドルの上値も重くなっている。
市場ではダブルボトムのネックラインとなる114.87円が注目されているが、ドル売りサイドもこの近辺で上値が重くなると売り仕掛けしてくる。ただ、このところの動きから、下値を切り上げ・上値を切り下げる形となってきている。要するに三角持ち合いの様相となってきたことで、上放れするか・下放れするか徐々にその時期が近づいている。