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イールドスプレッドで8月21日の米国株市場を先取り!

  • 2019/08/21
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★NY株式市場は三指数とも下落したうえ、米長期金利も低下したことでイールドスプレッドは大幅に拡大した。そのため、割安感が強まった。

NYダウは、10日SMAを下抜けたことで短期的な上昇基調が鈍化している。今回も上値に位置する75日SMAの26,280ドルがレジスタンスとして意識された。今晩は再び10日SMA上抜け出来るかが注目点となる。上抜け出来ないと5日SMAが下向きとなっているこから200日SMAの攻防となる可能性もある。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲4.592%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲3.069%、19/4/25-▲3.048%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/6/3-▲4.038%、19/8/5-▲4.102%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・8月19日:▲4.028%⇒8月20日予想▲4.122%

 

8月20日はNYダウは下落した一方で、米長期金利も低下したことから、イールドスプレッドは前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲4.592%から▲0.470%スプレッドがかい離した。19年1月3日の大底▲4.226%から▲0.104%、19年6月3日の大底4.038%から+0.084%、19年8月5日の大底▲4.102%から+0.020%スプレッドと再びかい離幅を上回った。NYダウが下落したうえ、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドは前日比で拡大した。

 

NYダウが下落したことで株式益利回りは上昇した。一方、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドは前日比では拡大した。米国債に対してNYダウが前日比で割安となった。前日比では米国債を買うよりもNYダウを買った方が良いということになる。イールドスプレッドが再び4.0%台まで拡大したことで、再び割安感が出てきた。今後も、米長期金利の動向が重要ポイントとなる。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲3.908%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲2.731%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/6/3-▲3.881%、19/8/5-▲4.002%

・8月19日:▲3.950%⇒8月20日予想▲4.049%

 

S&P500が下落したうえ、米長期金利も低下したことでイールドスプレッドは前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲3.908%から+0.141%と平均値のイールドスプレッドを上回った。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%に対して+0.180%、19年6月3日の大底となった3.881%から+0.168%とイールドスプレッドを上回っている。さらに、19年8月5日の大底となった▲4.002%も+0.047%とイールドスプレッドを上回っている。直近のイールドスプレッドを上回っていることからS&P500は割安感が強まっている。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲2.384%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/6/3-▲2.328%、19/8/5-▲2.383%

・8月19日:▲2.330%⇒8月20日予想▲2.412%

 

NASDAQは下落したうえ、米長期金利も低下したことで、イールドスプレッドが前日比で拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。平均値の▲2.384%から+0.028%とかい離している。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては+0.233%を上回っている。さらに、19年6月3日の大底となった▲2.328%に対して+0.084%上回っている。19年8月5日の大底となった▲2.383%から+0.029%と上回った。

 

NASDAQは、イールドスプレッドは拡大し割安感が強まった。NASDAQはハイテク関連銘柄が多く米中貿易摩擦の影響が大きく、三指数の中で上下に振れるボラティリティが最も高くなっている。

 

三指数のイールドスプレッドは、前日比で拡大し再びイールドスプレッドの拡大幅が大きくなったことから割安感が強まっている。そのため、下値では押し目買いが入りやすい地合いとなっている。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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