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東京株式市場、G20を前に上昇か!?

  • 2016/02/26
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

NY株式市場は、終盤にかけて原油先物が上昇したことで資源や金融関連株主導で戻す展開となった。前日24日のダウ平均は午前中に前日比266ドル安まで下落したところから原油先物の上昇につられ、53ドル高まで切り返して終了。S&P500種株価指数は前日比1.1%高の1951.70。ダウ工業株30種平均は212.30ドル(1.3%)上げて16697.29ドル。ナスダック総合指数は0.9%上昇した。WTI先物は続伸し、4週間ぶり高値。前日のEIA統計で米国のガソリン在庫が15週ぶりに減少し、これを好感した買いが続いた模様だ。ベネズエラのデルピノ石油・鉱業相は放送局テレスールに対し、産油国間で3月会合の開催地を協議していると述べたことも買い要因の一つとなった。25日のGLOBEXの3月限日経先物(円ベース)の清算値は前日比290円高の16230円。25日の大証終値(16130円)比100円高。出来高は71444枚。今日のOSE先物は2月の下げ幅の半値戻し(16350円)を目指す展開か!っといいつつもG20前に市場は神経質な展開になっており、ドル円や原油動向次第では下に振れる可能性も否めないところだ。

寄り前外資系証券5社ベースの売買動向は、売り3040万株/買い1530万株との観測。セクター別の動向観測は、売りは電機・サービス・ゴム・自動車・小売・情報通信・陸運・不動産・商社などから、買いはサービス・電機・不動産・薬品・REIT・情報通信・銀行・食品などから観測。

【買い材料】

・G20開幕、金融安定への政策協調に期待
・米国株式市場-続伸 原油の急騰を好感(33.07、+0.92)
・NYダウ続伸(16697.29、+212.30)
・ナスダック続伸、(4582.21、+39.60)
・シカゴ日経225先物(16230、+100)
・欧州株式市場-反発 前日の米株高を織り込む
・日銀追加緩和期待は根強い
・米1月耐久財受注、前月比+4.9%(予想+2.9%)
・NY原油先物-続伸 この日も午後になって急騰
・恐怖指数VIXは19.11、前日比低下

【売り材料】

・世界経済の減速懸念
・上海株、6%余りの大幅下落
・2月の月例経済報告、海外経済下方修正
・為替差損、3社に1社計上

【その他注目点】

・G20財務相・中央銀行総裁会議
・REIT時価総額最大
・NY金先物-ほぼ変わらず 逃避的な買いは緩む
・CRB指数-続伸 原油、ガソリンが上昇 天然ガス、トウモロコシが下落 
・中不動産価格指数(1月)
・仏GDP改定値(10-12月)
・ユーロ圏景況感指数(2月)
・ロックハート米アトランタ連銀総裁
「米見通しに中国という新たな複雑な要因が加わった」
・デルピノベネズエラ石油相「産油国間で3月中旬に会合を予定」
・H株指数、構成銘柄の入れ替えなし

・08:30 1月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:0.0%、12月:+0.1%)
・14:00 基調的なインフレ率を補足するための指標速報(1月、日銀)

・22:00 独・2月消費者物価指数速報値(前年比予想:+0.1%、1月:+0.5%)
・22:30 米・10-12月期GDP改定値(前期比年率予想:+0.4%、速報値:+0.7%)
・24:00 米・1月個人所得(前月比予想:+0.4%、12月:+0.3%)
・24:00 米・1月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、12月:0.0%)
・24:00 米・1月PCE価格コア指数(前年比予想:+1.5%、12月:+1.4%)
・24:00 米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値(予想:91.0、速報値:90.7)
・24:15 パウエル米FRB理事が討論会参加
・03:30 ブラード米セントルイス連銀が討論会参加

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