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東京株式市場弱含みで、為替・原油次第!?
- 2016/02/24
- アジアタイム
昨晩の米原油先物は大幅下落。33ドル台だった4月物は1バレル31ドル台に水準を切り下げる展開となった。サウジアラビアの石油鉱物資源相が産油国が合意を目指す減産に後ろ向きな発言をしたことが背景だ。米ダウ工業株30種平均も反落。原油安の長期化を懸念した売りが広がり、石油や素材など資源株が売りが先行した。CME225先物3月物(円建て)は1万5830円と、同日の大阪取引所清算値の1万6100円を270円下回った。昨夜のドル円は一時111円77銭(22:05)に円高が進行し、CME(円経)の日経先物は15815円まで下落した。本日のOSE225先物市場は、19日と22日の安値ライン15780から790円の下値攻防で始まりそうだ。
寄り前外資系証券会社5社ベースの売買動向は、売り2560万株/買い780万株との観測。セクター別の動向は、売りは 不動産・銀行・通信・電機・サービス・化学・情報通信・機械などから、買いはサービス・通信・小売・機械・薬品・その他製品・陸運などから観測。
【買い材料】
・日銀追加緩和期待は根強い
・金融庁、仮想通貨を「貨幣」認定へ
・米1月中古住宅販売件数 547万戸(予想532万戸)
・信用買い残、3年2ヶ月ぶり低水準で需給整理進捗
【売り材料】
・サウジアラビアの閣僚「原油価格を維持するための減産はしない」
・世界経済の減速懸念
・NY原油安 産油国の協調姿勢に懐疑的な見方(31.87、-1.52)
・米国株式市場-反落 原油安と金融株が下落を主導 NYダウ反落(16431.78、-188.88)
・ナスダック反落、(4503.58、-67.02)
・欧州株式市場-反落 原油安や弱い景況感で
・シカゴ日経225先物(15830、-270)
・英のEU離脱懸念
・欧州債-反落 米債の急落にも連れる
・NY為替-ポンド続落、リスク回避で資源国通貨売りも
・恐怖指数VIXは20.98、前日比上昇
・ヌイECB銀行監督委員長「銀行が高いリスクテイクに向かう傾向」
・人民元の23日の中間レートは1米ドル=6.5273元、前日比で0.165%元安
【その他注目点】
・CRB指数-反落 砂糖、ニッケルが上昇 原油、ガソリンが下落
・企業向けサービス価格指数(1月、日本銀行)
・麻生財務相、追加景気対策 「必要と判断すれば機動的に対応」
・はてな が東証マザーズに新規上場(公開価格:800円)
・香港GDP(10-12月)
・中国人民銀の公開市場操作、今週は吸収超過の見通し
・民主と維新、合流目指し今週中にも党首会談へ
・クリントン氏「TPPに反対 日本は円安を誘導」
・ロンドン、ドイツ証券取引所が経営統合へ協議
・10:30 フィッシャー米FRB副議長講演(金融政策)
・21:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:+8.2%)
・22:00 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演(金融政策と経済成長)
・23:45 米・2月サービス業PMI速報値(予想:53.5、1月:53.2)
・24:00 米・1月新築住宅販売件数(予想:52.0万戸、12月:54.4万戸)
・03:00 米財務省5年債入札(340億ドル)
・03:15 カプラン米ダラス連銀総裁講演(経済情勢と金融政策)