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ポンド/円4時間足では!

  • 2016/02/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

GBPJPY24H0223

 

★ポンドは英国のEU離脱懸念や政局不透明感が強まり下落している。キャメロン英首相は20日にEU首脳会議が英国のEU残留に向けた改革案で合意したことを受け、残留の是非を問う国民投票を6月23日に行うと表明した。その上で『改革されるEU残留することで英国はより安全、より強く、より豊かになる』と説明した。そのため、一時は英国のEU残留期待にポンドが急伸した。しかし、次期首相と言われ、国民の間でも人気がある政治家であるボリスジョンソン・ロンドン市長が、キャメロン首相がEU首脳と合意した改革案が不十分だとの理由から、離脱を支持すると表明したことにより、ポンドに売りが強まった。

 

1月27日以降のポンド/円では、円高が強まった2月11日安値159.79円を下回ってきた。ただ、パラボリック(パラメータ:0.08、0.3)は売転継続中。MACD(パラメータ:10、20、10)でも、MACDとシグナルが徐々にかい離が開きつつ下降方向を維持している。ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%Kと%Dは売られ過ぎの20%を下回っていることから過熱感が出てきた。ただ、%Kと%Dが上向きとならない限り買いは時期尚早となる。

 

ポンド/円は、やや売られ過ぎの面はあるものの、現段階では戻りのシグナルが出ていないことから、下落基調が継続していることになる。

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