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ポンド/円の上値の重いわけ!

  • 2016/02/18
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

BPJP60M0218

2月11日AM10:00 以降のポンド/円の60分足で上値の重さが分かる。上値には120時間線(赤:日足では5日線)が位置していることから、基本的には現在下落基調にある。また、価格帯別出来高で出来高の多い価格帯の下にある。そのため、含み損を抱えた買い方から戻り場面では『やれやれの売り』が入りやすい。心理的に一度含み損を抱えた投資家は、含み損が減少したり、トントンまで戻ってくると一旦ポジションを外す行動にでやすいからである。

 

また、MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの下に位置していてゼロラインライン近辺で横向きとなっていることから、トレンドがない状態では売買がし難く様子見となりやすい。また、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、買われ過ぎの80%から下向きトレンドとなっていて、さらに売られ過ぎまでは下落していないことから、買いをいれ難い。

 

これらの要因から上値が非常に重くなっている。ただ、売り込むにも売り込むだけの新たな材料に乏しいこと。また、日足で2月11日の大底からの戻りで下ヒゲを何度か付けていることは、安くなったら買いたいとの動きもあり動き難い値位置にある。

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