今日の日経平均株価は、堅調に推移する欧米株や原油相場が増産凍結後に戻り歩調にあることから16000円を回復してのスタートか！？為替動向次第では16500円を目指す展開も想定される。17日の米国市場でCME日経先物(円建て)の清算値はOSE比310円高の16050円だった。円建ての売買高は7万枚台で活況だった。米ＦＲＢが発表した１月の米製造業生産指数は、前月比0.5％上昇と2015年７月以来で最大の伸びを示した。全体の鉱工業生産指数も、市場予想を上回る0.9％の上昇。市場予想はそれぞれ0.2％上昇、0.4％上昇だった。欧州株式は2週間ぶり高値に上昇し、STOXX600は2.62％高で終了。10時30分に中国の1月消費者物価指数(CPI)などが発表される予定で、10時15分ごろに発表される人民元の基準値も為替動向には注目！

寄り前外資系5社ﾍﾞｰｽの売買動向は売り1750万株/買い1790万株との観測。セクター別の動向は売りは 電機･銀行･自動車･その他製品･情報通信･小売･電子機器･化学･精密･REIT･不動産などから、買いは通信･陸運･電子機器･商社･ｻｰﾋﾞｽ･電機･銀行･情報通信などから観測。

【買い材料】

・米国株式市場－3日続伸　原油高やFOMC議事録を好感（16453.83、+257.42）
・ナスダック続伸、（4534.06、+98.11）
・欧州株式市場－大幅高、コモディティ安の収束を期待
・日銀追加緩和期待強まる
・円相場、1ドル114円10-20銭
・シカゴ日経225先物3月限、（16050、+310）
・NY原油先物－大幅反発、イラン石油相の発言で（30.66、+1.62）
・恐怖指数VIXは22.31、前日比低下
・米鉱工業生産0.9％上昇

【売り材料】

・世界経済の減速懸念
・中国、南シナ海西沙にミサイル配備
・米住宅着工件数3.8％減
・米1月建設許可件数 120.2万件（前回：120.4万件）
・S&P、ブラジルを「BB」に格下げ

【その他注目点】

・Ｓ＆Ｐ、サウジなど４カ国を格下げ 原油相場見通しを修正
・5年債入札
・CRB指数－反発　原油、ガソリンが上昇　コーヒー、砂糖が下落
・貿易収支(1月)
・対外対内証券売買(先週)
・USJ、沖縄進出撤回検討
・ソフトバンク・IBMが記者発表会(IBM Watson日本語版について)
・実質輸出入の動向(日本銀行)
・豪失業率(1月)
・中消費者物価指数(1月)
・中生産者物価指数(1月)
・欧経常収支(12月)
・米新規失業保険申請件数(先週)
・米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)
・米消費者信頼感(先週)
・米景気期待指数(2月)
・米景気先行指標総合指数(1月)
・米サンフランシスコ連銀総裁が講演
・欧ECB議事要旨
・欧首脳会議(ブリュッセル、19日まで)
・欧・決算発表 ネスレ
・ベネズエラ、イランに原油増産凍結を要請（各紙）
・中国の非金融対外投資、1月は18％増の120億米ドル
・ザンギャネ・イラン石油相「カタールで行なわれた原油生産量凍結の決定を歓迎」
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁「米金融政策はデータ次第