株式・FX・商品情報
今日の東京株式市場ー本日から日銀がマイナス金利を導入
- 2016/02/16
- アジアタイム
ドラギECB総裁は15日、金融市場の動揺が物価の安定を脅かす場合にはECBは行動すると欧州議会で証言したことなどから、ストックス欧州600指数などは続伸。原油相場も続伸した一方で、金は昨年7月以来で最大の下げとなった。また、ムーディーズは、ドイツ銀行はリスクの高い「その他Tier1債」(AT1債)の利払いをことし、来年も履行できるとの見方を示した。きょうの東京株式市場は、前日の大幅高の反動に加え、米国市場がプレジデントデーで休場だった為、材料不足などから16000円を挟んだ展開となりそうだ。本日から日銀がマイナス金利を導入するため様子見ムードか!?。また、20年債入札が予定されおり、債券を絡めた動向には注意したいところ。
寄り前5社ベースの外国人投資家売買動向は、売り1560万株/買い1220万株との観測。セクター別では売りは、電機・薬品・鉄鋼・自動車・食品・不動産・電力・商社・サービス・化学などから、買いは 保険・ガラス・通信・電機・食品・小売・自動車・電力・情報通信・鉄鋼などから観測
【買い材料】
・欧州株式市場、買い戻しが続き軒並み上昇
・15日のドイツ株式指数(DAX)は大幅続伸、終値239ポイント(2.66%)高の9206
・ドラギ総裁証言、追加緩和策の可能性を強調
・ドラギECB総裁「金融市場の混乱が物価安定を阻害するならECBは行動する」
・日銀追加緩和期待強まる
・中国人民元が今年最高値を更新
・円相場、1ドル114円60-70銭
・夜間PTSでソフトバンクが一時5000円まで上昇
【売り材料】
・欧州景気、成長ペース鈍化
・GPIF、運用悪化なら年金減額も
・中国、銀行の不良債権比率、7年ぶりの高水準
【その他注目点】
・日銀、きょうからマイナス金利を導入
・15日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場
・タイ10-12月期GDP(国内総生産)
・20年国債入札
・マンション発売(1月)
・韓国銀行(中央銀行)が政策金利発表
・業態別の日銀当座預金残高(1月)
・欧州新車販売台数(1月)
・英消費者物価コア指数(1月)
・英生産者物価産出コア指数(1月)
・独ZEW現状調査(2月)
・欧ZEW期待調査(2月)
・米フィラデルフィア連銀総裁が講演
・米ボストン連銀総裁が講演
・米ミネアポリス連銀総裁が講演
・米ニューヨーク連銀製造業景況指数(2月)
・米NAHB住宅市場指数(2月)
・米対米証券投資統計(12月)
・独連邦憲法裁判所がECBのQEめぐり審理
・豪準備銀行が2月理事会の議事要旨を公表