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ドル/円の週足では雲下限を意識!
- 2016/02/16
- アジアタイム
★ドル/円は2月11日に一時110.96円まで下落し一目均衡表の週足の雲の下限を下抜けした。しかし、政府日銀のけん制発言や日銀のレートチェックなどもあり、そこから戻り基調が強まった。昨晩もドラギECB総裁の発言などから欧州市場から戻り基調を強めた。しかし、一目均衡表の週足の雲下限(114.955円)が戻り目途となり上値を重くしている。昨晩も2度114.70円台まで円安が進んだものの、利益確定売りなどから上値を抑えられ雲の下限までも届かない展開となった。
この115円近辺では、本邦輸出勢のなかでドル売りに遅れた実需の戻り待ちもあり、相当重い展開が予想される。ただ、上抜けしてくると様相が変わる可能性もあり注目される。ただし、転換線が116.32円にあるので、この辺りも上値抵抗ラインとなりやすい。