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東京株式市場急騰ー円高一服と急落反動
- 2016/02/15
- アジアタイム
15日の東京株式市場は、欧米株の上昇、原油高、前週末に大幅に下落した割安感からの買いやショートカバーが先行する展開となった。 日経平均株価の終値は3営業日ぶりに1万6000円台を回復し、前週末終値より106 9円97銭(7・16%)高い1万6022円58銭。上昇幅は昨年9月9日(1343 円43銭)以来の大きさだった。 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIXは、95・95 ポイント(8・02%)高い1292・23だった。出来高は32億8千万株。売買代金は3兆1536億円。騰落銘柄数は値上がり1874銘柄、値下がり55銘柄、変わらず8銘柄。日経先物3月限は前日比1140円高の15940円と大幅反発。出来高は10万3407枚。先週末米国株は反発。ドイツ銀が54億ドル(約6100億円)相当の無担保優先債を買い戻す計画を発表したことなどから、先週末の欧米の銀行株は軒並み急騰。寄り付き前に発表された10~12月期のGDPは2四半期ぶりのマイ ナス成長だったが急激な円高が一服し、買いが買いをよぶ展開が誘発された。全面高の中、銀行や商社株の上昇が目立つ印象であった。15日の米国株式市場はプレジデントデーの祝日のため休場となる。