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ドル/円は23.6%戻しを意識!
- 2016/02/15
- アジアタイム
★週末のドル/円は、米1月小売売上高が予想を上回ったことや、原油高・米国株高・長期金利高によりドル売りが一服した。そこで、1月29日高値121.68円と2月11日の安値を110.96円を結ぶ、フィボナッチや白銀比率から何処に上値目途があるかを確認する。
フィボナッチ23.6%戻りが113.49円にあり、週末の戻りでは一時113.54円まで上昇したが、前日の高値113.59円やこのラインが意識され押し戻された。上抜けすると白銀比率の29.8%戻しの114.15円、フィボナッチ38.2%の115.06円が上値を抑えそうだ。115円前後は、本邦輸出勢の社内想定レートの下限に位置していて、売り遅れた輸出企業が決済を急ぐ可能性があることや、115円は過去ドル/円相場の上下トレンドの攻防ラインとなっていたこともあり、上値の重くなる展開が予想される。
半値戻しは116.32円に位置しているが、この辺りでも半値戻し攻防で上値の重い展開が予想される。