本日の225先物は、イエレンFRB議長の議会証言を見極めようとするムードの中、為替や外国株式、原油の動向を見極めながらの展開か！？月曜日から火曜日に空けたギャップ(16390～16540円)を意識する展開が予想される。昨晩の欧州株式は続落、STOXX600指数は1.58％安となり昨年からの下落率を15.42％に拡大。ﾄﾞｲﾂのDAX指数は1.11％安で、昨年末からの下落は17.35％。銀行株がひどく、前日9.50％下落したﾄﾞｲﾂ銀はこの日も4.27％下落。前日9.49％下落したｺﾒﾙﾂ銀も4.35％の下落となった。ｷﾞﾘｼｬのAEX指数は2.89％安で、昨年末28.59％下落、ｲﾀﾘｱのMIB指数は3.21％安で、同25.70％の下落となった。欧州の銀行株などを中心とした不安定な相場がリスクオフの流れを継続させる可能性は引き続き想定される。
寄り前5社ﾍﾞｰｽの外人投資家売買動向は、売り2130万株/買い1560万株との観測。セクター別には、売りは電機･その他製品･証券･銀行･食品･情報通信･機械･不動産･ｻｰﾋﾞｽなどから、買い 化学･ｶﾞﾗｽ･機械･通信･食品･情報通信･保険･電機･薬品･自動車などから観測
【買い材料】

・日銀緩和に業績改善の思惑
・シカゴ日経225先物3月限、（16115、+55）
・ゼネコン4社の3Q最高益
・PBR１倍割れ、約2年半ぶりの高水準

【売り材料】

・世界経済の減速懸念を受けて金融株軟調
・米国株式市場－主要3指数が続落　欧州株安や原油安を嫌気ＮＹダウ下落（16014.38、-12.67）
・ナスダック下落、（4268.76、-14.99）
・円相場、1ドル115円10-20銭
・NY原油先物－続落　在庫公表前の警戒感で3週間ぶり安値（27.94、-1.75）
・北海ブレント原油先物、7％下落
・北朝鮮が近くプルトニウム抽出開始か、米分析
・中国で初のジカ熱感染確認

【その他注目点】

・米FRB議長が議会証言
・米エネルギー省週間石油在庫統計
・NY金先物－逃避買いで2011年7月以降最長の8営業日続伸
・MRF資金、マイナス金利の適用緩和申し入れ
・CRB指数－続落　ニッケル、アルミニウムが上昇　ガソリン、原油が下落
・欧州債－まちまち、リスク回避の債券買い一巡
・国内企業物価指数(1月、日本銀行)
・貸出約定平均金利(12月、日本銀行)
・オフィス空室状況(1月末)
・中古車販売台数(1月)
・英鉱工業生産指数(12月)
・米MBA住宅ローン申請指数(先週)
・米財政収支(1月)
・米サンフランシスコ連銀総裁が講演
・中元建て新規融資(1月、15日までに)
・中マネーサプライ(1月、15日までに)
・中資金調達総額(1月、15日までに)
・米12月JOLT(求人労働移動調査)求人件数560.7万件（予想541.3万件）
・米12月卸売在庫、前月比-0.1％（予想-0.2％）
・米12月卸売売上高、前月比-0.3％（予想-0.4）
・中国で初のジカ熱感染確認