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ドル/円60分足では120時間線下回る!
- 2016/02/03
- アジアタイム
★12月27日以降のドル/円の60分足では、雲の下限を下抜け、120時間線(赤:日足では5日線)の119.92円を下回った。日足では5日線を下回ると一旦上昇トレンドから下落基調となる。また26期間先の先行スパンも先行スパン2が先行スパン1の上に位置していることからも、下落トレンド入りしている。
価格帯別出来高では、120.00~120.30円で大量に出来高が膨らんでいることから、買い方からの『やれやれ売り』に押され戻りも重い展開となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、MACDとシグナルが緩やかに低下していることから、ジリジリとドルが下落していることになる。また、ストキャスティクススロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%K:10.17、%D:9.54と売られ過ぎの域内で横ばいとなっている。
今後の注目点では、ストキャスティクスが売られ過ぎにあり、一旦戻りがあった場合、120時間線や雲の下限が上値抵抗ラインとなる可能性がある。そうなった場合は、もう一度ドルが下落基調に戻る可能性が高い。また、このままズルズルと下落していくようならば、240時間線(茶:日足では10日線)が下値支持ラインとなるかが重要となる。
日経平均株価が大幅に下落していることや、時間外取引でNYダウ安・減安・米長期金利低下が継続していることからリスク回避の円買いとなりやすい。そのため、値頃感からのドル買いには注意が必要。