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今日の東京株式市場
- 2016/01/25
先週末の米株市場は、原油相場の反発と好調な米中古住宅販売、米金融政策当局が政策を引き締めているが、各国中央銀行は景気を支えるために 行動するとの見方を背景に上昇した。S&P 500種株価指数は2%高の1906.90。ダウ工業株 30種平均は210.83ドル(1.3%)上げて16093.51ドル。ナスダック総合指数は2.7%上昇した。一方で市場の話題となっていたのが、ドイツ銀行とダンスケ銀 行の株価。先週末一時、ダンスケ銀行の時価総額は約238億 ユーロ(約3兆500億円)、ドイツ銀は236億ユーロとなった。ドイツ銀行が時価総額でダンスケ銀行に抜かれた。
今週の東京株式市場は日米の金融政策発表、米GDP発表など重要イベントが予定されており、相場に新たな流れが出てくることが想定される。本日はCME225先物(CME225円建て 17230円)にどの程度サヤ寄せされてくるのか、為替や海外株式など外部要因に影響されるか注目。
寄り前の外資系5社の寄り付き前注文動向は、売り1250万株、買い540万株、差し引き710万株の売り越しと観測。
【買い材料】
・日欧の金融緩和期待
・NY原油反発(32.19、+2.66)
・欧米株上昇
・シカゴ日経225先物3月限、(円建て17230、+360)
・円相場、1ドル118円70-80銭
・英原発建設、日本企業が1兆円超える受注
・NY金先物-小動き、逃避的な買い意欲はほぼ消失
・黒田日銀総裁「中国の成長見通しに関して比較的楽観的」
・恐怖指数VIXは22.34、前日比低下
【売り材料】
・甘利経済再生担当相は金銭疑惑問題
・中国の経済への懸念、世界市場を圧迫
・イラン輸出再開で原油先安感は根強い
・米大雪で首都機能まひ、NYでは史上2番目の積雪
・タイでMERS感染確認
・新興国ファンドの残高急減
【その他注目点】
・麻生財務相「原油安は日本経済にプラス効果」
・CRB指数-続伸、原油、コーヒーが上昇 アルミニウム、金が下落
・中国、旧正月に合わせ帰省ラッシュ本格化
・米大統領選「ブルームバーグ氏 立候補検討」
・米アップルの電気自動車開発トップが退社へ
・貿易収支(12月)
・民生用電子機器国内出荷(12月)
・独・IFO景況感指数(1月)
・ギリシャ格付けをB-に引き上げ、見通し安定的=S&P