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週末ドル/円欧米動向!
- 2016/01/25
- NYタイム
★週末のドル/円の欧米タイムでの動向では、欧州タイムでは欧州株高や時間外NYダウ先物が上昇を受け118円台前半で上値を抵抗されたものの、ドルの下押しは浅い展開でした。13日高値118円.38円水準が意識されました。10:30発表の米国12月シカゴ連銀全米指数が▲0.22となり、市場予想の▲0.15を下回ったことで、ドル売りが強まりました。さらにスイス、ダボスでの黒田日銀総裁のインタビューで日本の物価や中国の経済の先行きに楽観見通しを示したことで、追加緩和観測が微妙に揺らぎ円買いが強まりました。ただ、その後、黒田日銀総裁が『(量的・質的金融緩和)必要なら拡大する余地がある』と述べたことや、NYダウなど株価が底堅く推移したことで、ドル売り一巡後は再びドルの押し目買いが入りました。また、米12月中古住宅販売件数が予想を上回ったこともドル買い材料となりました。一時、米国株価の上げ幅が縮小したことでドルも伸び悩みました。米国株式が再び強含み1万6000ドル台を回復するとリスク選好のドル買いが再燃しました。ドル/円はその後もドル買い・円売りが継続し一時118.89円まで上値を伸ばしました。