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2000年以降のドル/円相場と日経225動向!

  • 2020/12/10
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★2000年以降のドル/円相場(赤線)日経225相場(青線)動向は、基本的には円高に伴う株安、円安に伴う株高の動きとなっている。

2000年には、景気の後退と物価下落が相互に悪影響を及ぼしながら進行するデフレスパイラルを回避するため1998年2月に実施されたゼロ金利政策を2000年8月に解除に踏み切った年である。そして、10月になると、バブル期の過剰な不動産投融資で失敗した千代田生命や協和生命など倒産が相次いだ。その際は、円安・株安・債券安(利回りは上昇)となるトリプル安に2002年まで続いた。その後は、2009年1月から3月まで円安・株安になった。

それ以降は、2017年まで概ね円高・株安、円安・株高の動きになっている。

2017年に入るとドル/円の上値・下値は切り下がる一方で、株価はもみ合いながらもレンジ内での動きになっていた。しかし、レンジ上限を上抜けると急速な上昇基調になっている。

昨今、円高・株高基調のコメントが増えているが、実は2017年頃からじわりと始まっていたようだ。

債券市場は10年金利(黒破線)は2006年がピークとなり、その後は金利低下基調が続いていた。しかし、金利がゼロからマイナス金利に低下すると下がりようがなくなり、やや持ち直しの兆しが出ている。また、新型コロナウイルスのパンデミックにより、日本政府も大規模な財政策による国債増発から金利が下げ止まっている。

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