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20年年初からの日米金利差とドル/円相場の動向!

  • 2021/02/19
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

★2020年1月1日時点では、日米2年債金利差(赤線)は1.707%日米10年債金利差(青線)は1.943%あり、ドル/円相場(黒破線)は108.77円付近で推移していた。

そして、新型コロナウイルスのパンデミックショックによって、米FRBが金融緩和を進めたことで急速に日米金利差が縮小すした。そのため、ドル/円は3月9日まで暴落的な動きになったが、その後は一転して有事のドル買いが強まる動きとなった。

ドル/円の急上昇に伴って一旦日米金利差も拡大したものの、その後は徐々に金利差幅は縮小傾向になった。

この間は米FRBが日欧のようにマイナス金利を導入するとの思惑や、FRBからのマイナス金利導入否定発言など強弱入り乱れる展開となった。

結局、8月4日には日米2年債金利差が0.229%、日米10年債金利差が0.497%で一旦縮小幅の大底となった。

ここから相場に変化が起きる。それは、米FRBが2023年末までは現状の政策金利を維持すると表明したことで、日米2年債金利差は0.2%台で低位安定する一方で、日米10年債金利差は徐々に拡大する展開となり2月18日は1.207%まで拡大している。

為替市場では、日米10年債金利差が拡大するも、昨年末までは上値を切り下げる円高基調が続いていた。為替市場では、日米2年債金利差に連動しやすい特徴があることが要因と言える。ただ、年初になると、日米10年債金利差拡大に連動するように円安基調になってきた。

相場の目線が変わってきた可能性がある。それは、世界的にコロナワクチンの普及が徐々に広がってきたことが要因と思われる。

そのため、しばらくの間は為替分析をする上では、日米10年債金利差が参考になりやすい。

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