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11月第4週FX米蔵レポート!

  • 2016/11/19
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • ホットニュース

★債券・株式・為替市場では、物凄い『トランプ相場』となっているが、オシレータでは過熱感もあちこちで出始めていることは確かだ。今のドル/円相場では、ある意味踏み上げ相場が継続していると言える。オシレータからドル売り・円買いを仕掛ける逆張りをしても、米長期金利上昇止まらず、担がれるとストップロスで踏み上げられる。一方押しがあった場合では、売り方からの『やれやれの買い戻し』によって底堅い動きとなる。そして、実需筋も加わって再上昇するというパターンとなっている。しかし、買い方としても、このレベルでは自信をもって買い上がるというよりも怖々の買いとならざるを得ない。そのため、保有時間も短期になりやすい。市場は常に行くところまで行って、最後の投げが出たところでトレンドが変わる。しかし、ドル高が新興国市場に影響を与え出していることには警戒しておいた方が良い。また、iシェアiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETFも下落基調となっていることや、アルゼンチンのメルバル指数も大きく下落し始めていることには注意が必要だ。資金がハイリスクから逃避し始め、そして最終的には主要市場の下落につながるパターンは、リーマン破綻や中国ショック時にも表れた。直ぐにではないが、リスク回避の動きが水面下で始まっていることには注意。

 

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