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10月第3週米蔵FXレポート!

  • 2016/10/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • ホットニュース

★週間レポートにもコメントしているが、米9月ISM製造業景気指数や同非製造業景気指数が好調で、米新規失業保険申請件数が良好な数値が発表されている一方、次々にFRBメンバーが講演で利上げの正当化を発言しているなか、当然9月の雇用統計は改善するものと予想されていた。しかし、結果はその予想通りとはならいないということとなった。今年に入ってから今回のようなことが何度があったことから、以前から違和感を感じていた。実のところ米国においても、大統領選を前に米国株安を招くことは避けたいのではないかという疑問が湧いてくる。イエレンFRB議長は熱烈な民主党党員という指摘がある。一方クリントン候補が大統領選に当選したあとの米財務長官候補として、ブレイナードFRB理事が有力視されている。ここで出てくるアノマリーに7月31日のS&P500指数が10月31日終値を上回ると現政権から大統領が選ばれ、下回ると政権党が変わるというアノマリーがある。当てはまらなかった年もあるが、特別な理由が存在したことが要因と言われている。民主党から大統領を選抜するには、7月末終値の2173.6ポイントを上回る必要がある。10月7日終値は2153.74ポイントと下回っている。そのため、過去のアノマリーではトランプ候補有利となる。中国株や日本株だけが官制相場ではないのかもしれない。

 

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