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豪ドル/円の60分足ではレンジ下限割れ!

  • 2016/05/06
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

AUDJPY60M0506

 

4月29日PM12:00以降の豪ドル/円の60分足では、5月3日PM3:00以降形成していたレンジ相場の下限と見られていた79円台半ばを下抜けしてきた。そのため、もう一段の下落となると買い方からのストップロスも入りやすくなるので注意が必要となる。また、120時間線(赤:日足では5日線)も下向きとなっていることや、26期間先の先行スパンでも先行スパン2が上、先行スパン1が下になっていることから下落基調が続いていることになる。

MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインからMACDとシグナルがかい離幅を拡大して下向きとなっている。ただ、MACDの場合ゼロライン付近ではダマシが出やすいことには念頭に置いておく必要がある。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ14、3、3、20、80)では%K:3.6、%D:11.9と過熱感は出て来ている。

 

今後の注目点では、一旦ストップロスと見られる陰線が出現したが、結構長い時間レンジ相場となっていたことで、もう一段の円高では再びストップロスが入りやすい地合いとなっている。また、ストキャスティクス・スローでは売られ過ぎまで突っ込んでいるが、現在のところは反転する兆しは見られない。そのため、値頃感からの買いには注意が必要な状況と言える。また、戻りでも買い方からの『やれやれ売り』が入りやすいことから、上値は重い展開となりそうだ。さらに時間外取引のNY原油先物も軟調な地合いが続いている。原油価格と資源通貨の相間関係が強まっていることから、原油価格の下落は資源通貨売りにつながりやすい。

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