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米雇用統計を前に東京株式市場は利益確定売りが先行する展開か!?

  • 2016/03/04
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

米株式市場は上昇。ダウ平均は前日比44.58ドル高の16943.90ドルと3日続伸。米株式市場は2日連続で取引時間後半に強含む展開となり、市場心理が改善した兆候ともとらえられる。プラス圏の切り返しの場面ではゴールドマンやアメリカン・エキスプレス等金融株に加え、アップルやインテル等ハイテク株関連の上昇が前日同様に目立った模様だ。本日発表される2月の雇用統計に注目が集まり、非農業部門の雇用者数は1月の15万1000人増から19万人増に増加ペースが加速すると予想されている。CME225先物(円ベース)の清算値は前日比145円高の16845円。3日の大証終値(16990円)比145円安だった。出来高は47068枚。また、ドルベース清算値は16855円で13849枚の出来高。本日の東京株式市場は米雇用統計を見極めたいとするムードの中、利益確定売りが先行しそうだが、時間外原油市場や為替動向如何によっては17000円を試す場面もでてくるかもしれない。昨日はメガバンクを中心とした金融セクターの上昇が目立ったが、BNPパリバ証券は「内憂外患」とのレポートで三菱東京UFJと三井住友の株価格付けを「買い」→「中立」に引き下げている。みずほ(8411)は「中立」→「売り」に引き下げた。海外勢の動向には注視したいところ・・・

寄り前5社ベースの外資系証券売買動向は、売り970万株/買い2820万株との観測。セクター別は、売り 金属・化学・建設・自動車・ETF・食品などから、買い 自動車・通信・化学・薬品・小売・電機・情報通信・海運・サービスなどから観測。金額は売り:145億円、買い:187億円

【買い材料】

・米国株式市場-小幅続伸、金融、エネルギー株が主導 NYダウ上昇(16943.90、+44.58)
・ナスダック上昇、(4707.42、+4.00)
・日銀追加緩和期待は根強い
・恐怖指数VIXは16.70、前日比低下

【売り材料】

・CME225先物は大阪取引所比で下落、16845で引け(16845、-145)
・NY原油先物-小反落、35ドル台では利益確定売り(34.57、-0.09)
・世界経済の減速懸念
・欧州株式市場-小幅安、英FT100は続落
・英国のEU離脱懸念
・中国、制裁で北朝鮮の不安定化を警戒
・欧州債-反発、欧州株・原油価格が伸び悩み債券に買い
・米ADR、ファナック、ファーストリテなど全般小安い
・2月の財新中国サービス業PMIは51.2、前月から低下
・香港の2月の住宅販売件数、前年同月比70%減
・ブラジル2015年GDPは過去25年で最大の落ち込み

【その他注目点】

・CRB指数-反落 小麦、コーヒーが上昇 天然ガス、ガソリンが下落
・NY金先物-大幅続伸、ドル安で代替資産の金に買い
・4年後めどにデジタル教科書導入へ
・無人自動走行トラクター、2020年実用化へ
・サムスン、有機ELパネル増産へ
・NY為替-ドル安も、ドル円は113円前半で下げ渋る(113円65-75銭)
・毎月勤労統計(1月)
・車名別販売(2月)

・09:00 1月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.4%、12月:0.0%)

・09:30 豪・1月小売売上高(前月比予想:+0.4%、12月:0.0%)
・22:30 米・2月非農業部門雇用者数(予想:+19.5万人、1月:+15.1万人)
・22:30 米・2月失業率(予想:4.9%、1月:4.9%)
・22:30 米・1月貿易収支(予想:-440億ドル、12月:-433.6億ドル)
・22:30 カナダ・1月貿易収支(予想:-9億加ドル、12月:-5.9億加ドル)

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