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米国30年債利回りと米10年BEIでドル/円動向を探る!

  • 2021/03/04
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★まずBEI(ブレーク・イーブン・インフレ率)は、物価連動国債に投資する際の重要な指標である。BEIはとは、損益分岐インフレ率であり、満期保有した時の物価連動国債のリターンが、同年限の固定利付国債のリターンと同等になるために必要なインフレ率である。

BEI=固定利付国債利回り(名目金利)-物価連動国債利回り(実質金利)となる。

インフレ・リスク・プレミアムは一般に直接計測が困難なことから、期待インフレ率に含めて考えるとBEIと期待インフレ率はほぼ同じものであると言える。

米国10年BEIは日々計算することが出来る。

このBEIと米30年債国債利回りを比較すると、米30年債利回りがBEIを上抜けする実質プラス金利になるとドル/円が急騰する傾向が見られる。

今年に入り米30年債利回りの上昇が強まり、BEIとの差が急速に縮小したことでドル/円で円安基調が強まっている。

米30年債利回りがBEIを上抜けるような動きになってきたことで、円安が急速に強まる可能性がある。

3日現在のBEI=2.21%、米30年債利回り=2.279%

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