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ドル/円はタッチ・アンド・ゴーで墜落相場!

  • 2017/02/23
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0223

 

★欧州市場序盤では、欧州政局不安を背景に、ユーロ売りが全般優勢となり、つれてリスク回避の円買いでドルは失速した。ユーロ売り・ドル売りが優勢となるなか、米長期金利が上昇幅を縮小したことに連れ、ドル/円は下値を広げ日中安値を更新した。日経先物が下げ幅を広げ、米長期金利も一段と低下となったことを受け、113.00え前にドルは下値を広げた。ただ、113.00円前後で売り買いがはげしく交錯した。米長期金利の低下やユーロ/円の下落を受けて、ドル売りが優勢となったが、FOMCを控え、一段のドル売りには慎重な姿勢もうかがえた。その後、フランス大統領選挙で、中道・民主運動のバイル議長が選挙に出馬しない意向を示唆、プロ経済、プロユーロの中道派マクロン候補支持にまわる可能性が報じられた。このため、極右派のルペン氏が勝利する確率が低下したとの見方に安心感が広がった。 仏大統領選への懸念が和らいだことで円売り・ドル買いが優勢となり113円台半ばまで上げた。FRBが公表したFOMC(1月31日-2月1日開催分)議事録の中で『経済が軌道通りに進展した場合、速やかな利上げを予想している』ことが明らかになるとドル買いが一段と強まった。しかし、同時に、一段のドル高の下方リスクに言及したためドルの売り戻しが加速した。ムニューチン米財務長官は米WSJ紙とのインタビューで『強いドルは米国民の他国経済に比べた米国経済への自信を反映する』と述べたことで、ドルは下げ止まった。

 

113円割れでは、そこそこ底堅い動きとなった一方で、113円台半ばでは上値の重い展開ともなった。引け際でムニューチン米財務長官の『強いドルは米経済に対する信頼の証』との発言で113円割れ寸前で下げ止まるなど、荒れた市場展開となった。ただ、仏大統領選へのリスクがやや後退したことで、リスク回避の円買いが後退したことは重要ポイントとなる。

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