東京株式市場は、為替市場の円高一服や原油先物市場の上昇を好感し連騰。ＴＯＰＩＸの終値は前日比33.09ポイント（2.6％）高の1332.44、日経平均株価は452円43銭（2.8％）高の１万6381円22銭。両指数とも新年度入り後の高値を付ける展開となった。日経先物も大幅続伸し、前日比490円高の16420円で取引を終了した。日中の取引高は55940枚。ＩＭＦが発表した最新の世界経済見通しで、日本は大幅に下方修正され、16年を0.5％と従来比半減となった。17年は0.3％からマイナス0.1％に見直したが、市場では逆に、日本は金融と財政を合わせた政策が期待出来るとの見方が台頭した模様だ。また、中国の３月の輸出が市場予想を上回る伸びを示したことで、中国景気に底入れ期待が高まると、株式市場では買いの勢いが増した。東証１部の売買代金は２兆3482億円、売買高は22億5541万株。値上がり銘柄は1683、値下がりは195、変わらずは73。ＪＰＸ日経インデックス400も大幅に続伸し、前日比317.99ポイント高の１万2035.02で終えた。
　本日のＯＳＥ225先物市場は、前日からの15980円から16130円のギャップを空けての大幅高。3月14、15日の高値17170円から先週末安値15460円までの下落幅(1710円)の半値戻し16315円を達成させ、16420円にまで上昇し、高値引けとなった。明日の225先物市場の動向としては、61.8％戻しが16516円、16513円に位置する25日移動平均を意識しての展開か？っといいつつも、為替や原油など外部要因次第といったところか・・・

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