本日の日経平均株価は、16000円水準の重い展開が予想される。先週末のCME225先物の清算値(円建)はOSE日中終値比で155円安の15825円。今週末26日から27日に上海で開催されるG20財務相･中央銀行総裁会議を控え投機筋がどのような仕掛けをするのか関心が持たれるところ。先週16日は16340円が日中高値、18日は16330円が高値となり、2月1日高値17900円から14800円までの下げ幅(3100円)の半値戻し16350円水準でレジスタンスラインが形成されている。先週の安値は16日の15600円であった。

寄り前外資系証券5社ﾍﾞｰｽの外国人投資家売買動向は、売り1710万株/買い1500万株と の観測。セクターの動向は、売りは 銀行･電機･小売･自動車･情報通信･機械などから、買いは ｻｰﾋﾞｽ･ｺﾞﾑ･化学･電機･精密･空運･小売･通信などから観測…
【買い材料】

・米国株式市場－高安まちまち　ハイテクの上昇を受けNASDAQ総合が続伸（4504.43、+16.89）
・日銀追加緩和期待は根強い
・中国1月の新車販売台数、7.7％増
・半導体製造装置の受注に底入れ感
・IT活用の保険商品 開発の動き広がる
・恐怖指数VIXは20.53、前日比低下
・ビスコ伊中銀総裁「物価安定のためならECBは何でもする」
・周・中国人民銀行総裁「相場の下落時には、当局が行動する必要も」
・中国の新車販売台数、16年1月は8％増＝中国汽車工業協会

【売り材料】

・NY原油先物－軟調、先安観が根強い（29.64、-1.13）
・欧州債－原油安で買いが優勢
・欧州株式市場－軟調、先週からの反発局面が一巡
・世界経済の減速懸念
・企業年金の運用悪化、株安、円高で
・ＮＹダウ続落（16391.99、-21.44）
・NY為替－資源国通貨安を経た後、ドル売りが優勢に、1ドル112円50-60銭
・シカゴ日経225先物（15825、-155）
・NY金先物－しっかり、逃避的な買いが続く
・中国の外為資金残高が3カ月連続で減少、資本流出続く

【その他注目点】

・CRB指数－続落　金、銅が上昇　原油、天然ガスが下落
・パソコン出荷(1月
・全国スーパー売上高(1月)
・コンビニエンスストア売上高(1月)
・ロンドン市長がＥＵ離脱支持表明
・中国企業の海外買収が加速、警戒する米国
・政府高官、来年4月の消費増税に慎重姿勢
・17:30　独・2月製造業PMI速報値（予想：51.9、1月：52.3）
・17:30　独・2月サービス業PMI速報値（予想：54.7、1月：55.0）
・17:30　独・2月総合PMI速報値（予想：54.1、1月：54.5）
・18:00　ユーロ圏・2月製造業PMI速報値（予想：52.0、1月：52.3）
・18:00　ユーロ圏・2月サービス業PMI速報値（予想：53.4、1月：53.6）
・18:00　ユーロ圏・2月総合PMI速報値（予想：53.3、1月：53.6）
・22:30　米・1月シカゴ連銀全米活動指数（12月：-0.22）
・23:45　米・2月製造業PMI速報値（予想：52.5、12月：52.4）