東京株式市場は、米雇用統計を前に様子見ムードの中、6営業日続落。ＴＯＰＩＸの終値は前営業日比1.64ポイント（0.1％）安の1298.32となり、日経平均株価は40円66銭（0.3％）安の１万6106円72銭となった。６日続落はＴＯＰＩＸで１月12日以来、日経平均株価は先月６日の７日続落以来となる。東京株式市場は、直近急落の反動や為替相場の円高一服感から買い戻しを誘発させ反発して始まったものの、徐々に円高基調となり、早々にマイナス圏での推移となった。NY原油市場も時間外取引で軟調に推移していたことも上値が圧迫された。ＪＰＸ日経インデックス400も６日続落し12.13ポイント（0.10％）安の１万1737.36、ＴＯＰＩＸも６日続落で1.64ポイント（0.13％）安の1298.32で取引を終了した。東証１部の売買代金は概算で２兆2385億円。売買高は21億4094万株。東証１部の値下がり銘柄数は843と全体の43％強を占め、値上がりは993、変わらずは114銘柄だった。OSE日経は16000円台をキープして引けたものの、今年初の６日続落となった。OSE225の６日続落は2015年８月18～25日以来。懸念されるのは、騰落レシオなどで売られ過ぎ感が大きく出ていないこと。

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