今日の日経平均株価はは上値の重い展開か？。円高基調や米国経済統計の低調、欧米株軟調推移を背景に売りが先行しそうだ。。週末で持ち高整理の売りも出やすく、為替に絡む自動車や電機、機械など輸出関連、銀行など金融株中心に売りが先行と予想される。ＣＭＥ225先物（円建て）の18日清算値は１万5955円と、大阪取引所の通常取引終値（１万6240円）に比べ285円安だった。売り一巡後は為替や海外株など外部環境をにらみながら一進一退となりそうだ。因みに１月第１週からの６週間で合計で３兆4287億円（現物と先物との合計）の売り越し。

寄り前外資系5社ﾍﾞｰｽの外国人投資家売買動向は、売り810万株/買い1000万株との観測。セクター別の動向観測は、売りは 食品･精密･小売･情報通信･REIT･薬品･機械･電機･銀行などから、買いは ｻｰﾋﾞｽ･電機･ｺﾞﾑ･自動車･情報通信･銀行･その他製品などから観測。
【買い材料】

・恐怖指数VIXは21.64、前日比低下
・日銀追加緩和期待は根強い
・マイナス金利導入で個人マネーはリスク資産にシフト
・ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「必要であれば、再度の利下げも想定できる・アブドルマハディ・イラク石油相「OPEC・非OPECの接近は生産協調に向けた一歩」
・劉・中国財政次官「財政政策を拡充、成長を妥当な水準に維持へ」
・中国人民銀、公開市場操作を原則毎日実施へ

【売り材料】

・NY原油先物－急速に伸び悩む、米原油在庫が増加（30.77、+0.11）
・世界経済の減速懸念
・中国の生産者物価指数、7ヶ月連続で5％超下落
・OECD日本の成長率0.8％に下方修正
・米国株式市場－4日ぶりに小幅反落　エネルギー株の下落が重し（16413.43、-40.40）
・ナスダック続伸、（4487.54、-46.53）
・円相場、1ドル113円20-30銭
・米先週分新規失業保険申請件数 26.2万件（予想27.5万件）
・シカゴ日経225先物3月限、（15955、-285）
・北朝鮮、対韓テロ準備か
・企業収益、円安効果一巡
・NY金先物－堅調、逃避的な需要が根強い
・欧州債－堅調、逃避的な需要が根強い
・米ウォルマート4Q決算は減益、売上高見通しを下方修正

【その他】

・CRB指数－反落　金、ニッケルが上昇
・欧州株式市場－高安まちまち、資源株や金融株が重い
・基準外国為替相場及び裁定外国為替相場(3月分、日本銀行)
・電力需要(1月)
・全産業活動指数(12月)
・鉄鋼生産(1月)
・ユーロ圏消費者信頼感速報値(2月)
・16:00　独・1月生産者物価指数（前年比予想：-2.0％、12月：-2.3％）
・18:30　英・1月小売売上高(自動車燃料含む)（前月比予想：+0.8％、12月：-
1.0％）
・18:30　英・1月公的部門純借入額(銀行部門除く)（予想：-123億ポンド、12月：
+75億ポンド）
・22:30　米・1月消費者物価指数（前年比予想：+1.3％、12月：+0.7％）
・22:30　カナダ・1月消費者物価指数（前年比予想：+1.8％、12月：+1.6％）
・22:30　カナダ・12月小売売上高（前月比予想：-0.9％、11月：+1.7％）
・22:30　メスター米クリーブランド連銀総裁講演（経済見通し）
・EU首脳会議（最終日）
・インド休場（ヒンズー教の祝日）