日経平均株価は、欧米株の大幅高や原油市場が5%高で急反発したことを好感し続伸か！？ﾄﾞﾙ安基調が重しになる可能性もあるが、昨日のセルボラや週末に控えたＧ２０に期待を持たしつつ、225先物は16000＜節目＞～16350円＜今月1日高値(17900円)からの下落幅の半値戻し(16350円)＞の取引を想定。22日のCME225先物(円建て)の清算値はOSE比90円高の16160円だった。この日の高値は、円建てが16280円。売買高は4万枚台。ＷＴＩ先物が急反発し、約２週間ぶり高値となった。一部のＯＰＥＣ加盟国とロシアによる現行水準での生産凍結はいずれ、原油市場の供給超過解消につながるとの見方が広がったことがきっかけの様だ。

寄り前外資系証券会社5社ﾍﾞｰｽの売買動向は、売り2000万株/買い2330万株との観測。セクターｰ別の動向観測は、売りは 電機･不動産･建設･銀行･ETF･化学･小売･食品･薬品などから、買いは薬品･小売･ｻｰﾋﾞｽ･電機･陸運などから観測。

【買い材料】

・NY原油先物－反発　減産へ向けた足がかりに期待（31.48、+1.84）
・米国株式市場－大幅反発　ダウとS&Pは月間でプラス圏を回復　ＮＹダウ反発（16620.66、+228.67）
・ナスダック続伸、（4570.61、+66.18）
・米債券市場－下落　株高・原油高で逃避フロー後退
・NY金先物－大幅安　逃避的なフローはしぼむ
・NY為替－資源国通貨が一段高　ポンド安は一服
・日銀追加緩和期待は根強い
・CME225先物は大阪取引所比で上昇、16160で引け（16160、+90）
・日経平均上昇（16111.05、+143.88）
・1月のパソコン出荷額、20ヵ月ぶり増
・恐怖指数VIXは19.38、前日比低下
・米財務省関係者「G20、為替の不均衡回避を強調へ」
・中国証券当局のトップ交代、市場は相場上昇を期待

【売り材料】

・世界経済の減速懸念
・メガバンク軟調、業績懸念から売り圧力強い
・日中関係 再び悪化
・英国のEU離脱警戒

【その他注目点】

・12：45 40年国債入札の結果判明
・CRB指数－反発　原油、ガソリンが上昇　　金、銀が下落
・麻生財務相、消費税率引き上げは確実に実施
・日銀総裁、マイナス金利は日本経済にプラス
・国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)(12月末、日本銀行)
・営業毎旬報告(2月20日現在、日本銀行)
・民生用電子機器国内出荷(1月)
・日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
・日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
・独IFO景況感指数(2月)
・トルコ中央銀行が政策金利発表
・16:00　独・10-12月期GDP改定値（前年比予想：+1.3％、7-9月期：+1.3％）
・18:00　独・2月IFO企業景況感指数（予想：106.8、1月：107.3）
・19:00　カーニー英中銀総裁が議会証言
・米1月シカゴ連銀全米活動指数　+0.28　（前回：-0.22）
・22:30　フィッシャー米FRB副議長講演（金融政策）
・23:00　米・12月S&Pケース・シラー住宅価格指数（前年比予想：+5.60％、11月：
+5.83％）
・24:00　米・1月中古住宅販売件数（予想：533万戸、12月：546万戸）
・24:00　米・2月消費者信頼感指数（予想：97.1、1月：98.1）
・24:00　米・2月リッチモンド連銀製造業指数（予想：2、1月：2）
・03:00　米財務省2年債入札（260億ドル）
・リーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBは目標達成に向けてさらに行動する準備」
・人民銀が資金供給オペ、リバースレポ700億元