５日の米株市場はほぼ変わらずの展開。S&P500種株価指数は１ポイント未満低下して2050.63。 NYダウは9.45ドル高の17660.71ドル。 NY原油先物市場はＷＴＩ先物が続伸。カナダでの山火事はオイルサンド産業にも被害を与えている模様だ。米ＥＩＡの統計によると、先週の米原油生産は2014年９月以来の水準に減少したとのこと。ＮＹＭＥＸのＷＴＩ先物６月限は前日比54セント（1.23％）高い１バレル＝44.32ドルで取引を終了。一時は5.2％高まで上昇した。NY為替相場ではドルが３日堅調推移。この３日間の上昇としては昨年11月以降で最大幅となった。雇用統計のを今日のに控え、６月のＦＯＭＣは利上げがあり得るとの発言が金融当局者から相次いだことを好感している模様だ。５日のGLOBEX225６月限日経先物（円ﾍﾞｰｽ）の清算値は前日比155円高の16045円。２日の大証終値（16140円)比95円安。３～５日はあまり下げなかったこともあり、本日の225市場は買い戻しを誘発させる場面も観測されるかもしれない？しかしながら、米雇用統計を控えて様子見ムードは継続と想定される。

【買い材料】

・NY原油先物－上昇　カナダ・森林火災が材料として蒸し返される
・NY為替－首相の為替発言、ドル円押し上げ限定も底堅い
・恐怖指数VIXは15.91、前日比低下
・米アパッチ、投資環境の好転で設備投資拡大を示唆　5日の値上がり率1位に

【売り材料】

・米債券市場－続伸　米雇用指標が悪化
・CME225先物は大阪取引所比で下落、16045で引け
・欧州債－上昇　欧政局や英のEU離脱を材料視
・人民元の5日の中間レートは1米ドル＝6.5128元、前日比で0.284％元安
・米テスラ・モーターズ、生産目標の前倒し達成にアナリストから疑問の声が出て5％下落
・タカタ（7312）製エアバックのリコール、世界で１億2000万台に（日経）

【その他注目点】

・トランプ氏指名確実 共和クルーズ氏撤退、米大統領選（各紙）
・首相、為替「必要に応じて対応」 記者会見で（各紙）
・首相、欧州首脳と「金融・財政政策、構造改革の協力で一致」（各紙）
・米国株式市場－ほほ変わらず　翌日に雇用統計の発表を控え様子見続く
・消費増税「サミット後判断」 首相、各国に財政出動促す（日経）
・欧州株式市場－まちまち　米雇用統計前で様子見も
・NY金先物－続落　ドル高が圧迫材料、方向感は限定的
・CRB指数－反落　原油、コーヒーが上昇　天然ガス、砂糖が下落　
・休場：インドネシア、タイ

08:50　マネタリーベース(4月)　　28.5％

21:00　ブ・拡大消費者物価指数IPCA(4月)　　0.43％
21:30　米・非農業部門雇用者数(4月)　20.0万人　21.5万人
21:30　米・失業率(4月)　5.0％　5.0％
21:30　米・平均時給(4月)　　2.3％
21:30　加・失業率(4月)　　7.10％
23:00　加・Ivey購買部協会指数(4月)　　50.1
28:00　米・消費者信用残高(3月)　　172.17億ドル

《決算発表》
帝人、伊藤忠、パイロット、長瀬産、Ｔナカヤマ、ニッコンＨＤ、ジョイ本田、ベネ・ワン、三井海洋、アース製薬、ＯＢＡＲＡ－Ｇ、イリソ電子、扶桑化学、チムニー、中国塗、日東工器、夢真ＨＤ、ＪＩＡ、ＴＯＡ、六甲バタ、大塚家、トーモク、フルサト、Ｔ＆ＫＴＯＫＡ、ハウスドゥ、アサンテ、魚　力、フィックスターズ、ダイドリミなど

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