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日銀金融政策決定会合次第で・・・

  • 2016/09/21
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米国株式市場はほぼ変わらずの展開。S&P500種株価指数は前日比0.1%未満上昇の2139.76で取引を終え、NYダウは9.79ドル上げて18129.96ドルで終了した。ナスダック総合指数は0.1%の上昇。寄り前に発表された8月住宅着工件数は市場予想を下回り、3ヵ月ぶりの減少となった。建設許可件数も市場予想を下回った。製薬会社アラガンによるトビラ・セラピューティクス買収合意を受けてバイオテクノロジー株が堅調に推移し、住宅建設株は下落となった。8月の住宅着工件数の減少が嫌気された。
 前日の欧州市場で主要指数は小幅安となった。STOXXヨーロッパ600指数は0.08%安で取引を終了。本日、米FOMCと日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、様子見ムードが強かった。ドイツ銀行は3.80%安で3日続落した。住宅ローン担保証券(RMBS)販売の問題で米司法省から140億ドル(約1兆4300億円)の支払いを求められたことで、ドイツ銀行の資本に対する懸念が再燃している。
 前日のGLOBEXのCME225先物(円ベース)の清算値は前日比90円高の16335円。同日の大証終値(16320円)比15円高だった。出来高は34245枚。本日の日経平均は、前回7月末の会合の時と同様に結果待ちのなか様子見ムードが台頭し、極端に板が薄くなり、流動性が低下する展開となりそうだ。発表直後は上下に激しく動く展開も予想され注意が必用となりそうだ。

【買い材料】

・日銀のETF買入れによる需給下支え
・ナスダック上昇(5241.35、+6.33)
・NYダウ上昇(18129.96、+9.79)
・NY原油先物-続伸 生産調整を巡る発言で上下(43.44、+0.14)
・CME225先物は大阪取引所比で上昇(16335、+15)
・基準地価、商業地が9年ぶりに上昇
・8月コンビニ売上高0.6%増
・8月の日本製半導体製造装置のBBレシオ1.18

【売り材料】

・米利上げ時期を巡る強弱感対立
・恐怖指数VIXは15.92、前日比上昇
・欧州勢の株売越額、5ヵ月ぶり高水準
・米8月住宅着工件数114.2万件〔予想 119.0万件〕(前回発表値 121.1万件)
・米8月建設許可件数 113.9万件〔予想 117.0万件〕(前回発表値 114.4万件)

【その他注目点】

・米国株式市場-ほぼ変わらず 日米金融イベントを控え様子見継続
・欧州株式市場-まちまち FOMC控え強いトレンド示さず
・欧州債-反発 イベント前の調整主体ながら買い優勢
・米債券市場-反発 イベント控えた不透明感で荒っぽく上下
・NY金先物-横ばい イベント控え限られたレンジ
・CRB指数-続伸 ニッケル、天然ガスが上昇 ガソリン、砂糖が下落
・NY為替-日米金融政策イベント前にまちまちに調整

・米アトランタ連銀
「GDPナウによる米7-9月期成長は2.9%と、15日時点の3.0%から小幅に下方修正」

《スケジュール》

08:50  貿易収支(8月)  
14:00  全国スーパー売上高(8月)    
15:00  百貨店売上高(全国・東京地区8月)    
15:30  黒田日銀総裁が定例会見    
16:00  訪日外国人客数(8月)    
   日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)    
   日銀金融政策決定会合終了後、「総括的検証」結果発表  

17:00  南ア・消費者物価指数(8月)  
20:00  米・MBA住宅ローン申請指数(先週)   
27:00  米・FOMC終了後、政策金利発表、
イエレンFRB議長が記者会見  
   米・連邦公開市場委員会(FOMC)(2日目)    
   米・安倍首相が国連総会で演説(ニューヨーク)    

《決算発表》

日本オラクルなど

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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