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日経225は5日SMAと25日SMAの攻防!

  • 2019/06/15
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★日経225の日足では、4月24日の高値を起点として5月28日高値を結んだトレンドライン(R1)を上抜けしたことで、上昇基調となった。その後、6月4日の高値を起点とした6月11日安値を結んだトレンドライン(S1)を下抜けした。同起点から6月13日の安値を結んだトレンドライン(S2)がサポートラインとして意識されており、週明け後もサポート出来るかが焦点となる。

 

SMAでは、5日SMA(赤線)21,123円がレジスタンスとなり、上値を抑えている一方で、25日SMA(青線)21,030円がサポートラインとして下値を抑える狭いレンジ内での取引となっている。週明け上下どちらに抜けるかが焦点となる。上抜けしても100日SMA(黒線)21,284円がレジスタンスとして意識される一方で、下値では上向きとなっている10日SMA(黄線)20,887円がサポートとして意識される。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜けして両線とも上向きを維持していることから、戻り基調は継続している。ただ、かい離幅が縮小していることから、上向きの勢いは鈍化傾向となっている。

 

まとめると、現在は2や25日SMAにサポートされているものの、上値も重くなっていることから、投資判断は『様子見』となる。売買高も20億円に届かない日々が続いており、上値追いするにはパワー不足となっている。下値ではPERが11倍台にありPBRも1.06倍と割安感があり、押し目買いも根強い。そのため、米国株が大崩することや急速な円高基調とならない限り大崩も考え難い。また、7月に参院選挙を控えて、政府も円高・株安での選挙では厳しくなることから、下支えする政策を打ち出してくる可能性もある。そういう意味では、突発な出来事がない限り狭いレンジ内での値動きになりやすい。

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