★日経225の日足では、昨日まで200日SMAがサポートとして意識され下げ止まる展開になっていた。しかし、寄り付きから窓を開けて下落する展開になっている。

5日SMA（赤線）、10日SMA（黄線）、25日SMA（青線）ともに下向きになっていることで、短期的には下押しバイアスが強いことを示している。

また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）でも、％DがSlow％Dを下抜け両線ともかい離幅を広げて下向きになっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。

そのため、下値目処として260日SMA（茶線）の26,582.07円が視界に入ってきている。

ただ、日経225の下落も5日目となることから、押し目買いが入りやすい。時間外のNYダウ先物もプラス基調で推移していることから、下値では買い物も入る。

昨日の空売り比率は46.3％になっていた。このところ動きとしては、50％を超える空売り比率になった翌営業日は、大きく上昇しやすい動きになっている。そのため、本日ＰＭ4:00頃に発表されるJPX
の空売り比率の動向を注視したい。

空売り比率が50％超えで、なおかつ米国株がプラス圏で終了すると、翌日の日経225は反発しやすい。ただ、戻り場面では200日SMAがレジスタンスとして意識されやすい。