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日経225は200日に阻まれ残念!
- 2018/08/15
- 欧州タイム
★日経225の日足では、前日NYダウが112ドル高だったことから200日線(紫線)22,393円の上抜けトライできると期待された。しかし、トルコから米国に対する報復関税報道や人民元と上海総合株価指数安にリスク回避の動きとなり200日線上抜けの夢が泡と消えた。
5日線(赤線)や10日線(黄線)が下向きとなっていることから、短期的には下落基調となっている。また、200日線を上抜け出来なかったことから明日以降も200日線がレジスタンスとして意識されやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%Kが%Dを上抜けしていことから上昇基調は継続しているが、上値・下値を切り下げる動きとなっている。そのため、手放しで喜べる状況とは言い難い。
注目は明日の値動きとなりそうだ。再び260日線(茶線)に向けて下落基調となるのか、それとも5日線を上抜け200日線トライとなるかが注目される。
ただ、上値では各移動平均線が密集しており、上値の重さを意識される配置となっている。
お盆休み中ということもあり、夏枯れ相場で出来高が膨らんでこないことから、上昇しても空売りの買戻しが唯一の買い手になり短期的な動きとなりやすい。