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日経225は鍋底天井の様相!
- 2020/12/15
- 欧州タイム
★『鍋底天井』とは、『ランドトップ』または『団子天井』とも呼ばれる。鍋底をひっくり返したようなフォーメーションのパターンのことを示している。鍋底天井は、高値圏で小さな動きで滑らかな曲線を描きながら少しずつ上昇する。その後は、保ち合い相場のようになって平らに近い形となって天井をつける。そして、出来高を減少させながら少しずつ下落していくチャートパターンである。
緩やかに価格変動しながらトレンド転換するパターンである。売りポイントは5日SMAや10日SMAなどの短期線を下抜けしたところと言われている。
12月15日終了時(26,688円)の日経225日足では、天井で横ばいとなる『鍋底天井』の様相となっている。5日SMA(赤線)26,729円と10日SMA(黄線)26,702円をわずかながら下抜けしてきた。そのため、明確に下抜けするかが最大の注目点となる。さらに、出来高が減少してくるようなら、反落の兆しとなる。ボリュームレシオ(パラメータ:14、25)が低下傾向にあることから、今後の展開に注意が必要となる。