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日経225は過熱感あるも上昇モメンタムは強い!

  • 2020/11/17
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • 欧州タイム

 

★日経225の日足では、終値で2万6000円を上回るのは1991年5月14日以来約29年ぶりとなった。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:97.22%、Slow%D:94.98%とかなり過熱感が出ている。しかし、上昇トレンドが発生している間は、高水準に張り付くダマシが継続しやすい。そのため、過熱感だけでの売り仕掛けは踏み上げ相場に巻き込まれやすいため注意が必要である。

それでは、どのタイミングがターニングポイントになるのだろうか。

ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションとなっていることで、上向きバイアスが強いことを示している。

ただ、プラス2σをわずかに下抜けしてきたことから、今までのような勢いは鈍化してきている。そのため、マイナス3σが横ばいになってくるかがポイントとなる。マイナス3σが横ばいから徐々に内側に入ってくると、反落の兆しとなる。その後、プラス3σも横ばいから内側に入ってくるようなら、トレンド反転のシグナルとなる。

26期間先の雲が緩やかに上昇していることも、強い相場を示していることになる。そのため、横ばいになってくるかがポイントになる。

現在は、過熱感も出てきており、やや上昇の勢いは鈍化してきているものの、上昇基調は継続している。そのため、反落のシグナルが出ていないことから、現段階での売りは時期尚早と思われる。

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