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日経225は辛うじて10日SMAで下げ止まる!
- 2019/04/10
- 欧州タイム
★日経225の日足では、200日SMA(紫線)と260日SMA(茶線)がレジスタンスとして意識され調整下落の様相となっている。5日SMA(赤線)21,757円を下抜けたものの、辛うじて10日SMA(黄線)21,575円がサポートとなり下げ止まっている。
ただ、5日SMAを下抜けしたことで、短期的には5日SMAがレジスタンスとして意識されやすい。
ロウソク足は、前日ロウソク足に対して上値・下値を切り下げる展開となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも過熱感域から%Kが%Dをわずかに下抜けしてきていることで、じわりと下押しバイアスが強まってきている。
明日も10日SMAを維持出来るかが焦点となる。上値で再び5日SMAを上抜け出来るようなら200日SMAへ4度目のトライが期待される。
現在は20,900-21,900円のレンジ相場となっており、方向感を欠いた値動きとなっている。
昨日NY時間では、トランプ政権が、欧州連合(EU)による航空機大手エアバスに対する補助金への対抗措置として関税措置を検討していることが報じられたことや、国際通貨基金(IMF)が2019年の世界経済の成長見通しを再び下方修正するなど根が深い問題が浮上している。また、今週末以降の米企業の決算が公表されるが、米国では決算発表前には自社株買いを自粛する傾向があり、下落しやすい時期でもある。