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日経225は弱気のダイバージェンスが点灯中!
- 2020/12/18
- 欧州タイム
★日経225の日足では、『鍋底天井(ラウンドトップ)』の様相となっている。鍋底天井は、高値圏で小さな値動きで滑らかな曲線を描きながら少しずつ上昇し、その後、保ち合い相場のようになって平らに近い形となって天井をつけ、その後、出来高を減少させながら少しずつ下落していくチャートパターンである。
5日SMA(赤線)26,749円、と10日SMA(黄線)26,698円は、ほぼ重なるように横ばいとなり短期的にはトレンドレスの状態となっている。そして、この両線上をもみ合う展開となっている。25日SMA(青線)が緩やかに上昇してきていることから、近日中に5日SMAと10日SMAに絡むような動きになってくる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%Dが11月17日の97.22%がピークとなり徐々に低下傾向になっている。また、RSI(パラメータ:14)も11月17日の80.35%がピークとなり低下傾向になっている。一方で、価格は11月17日終値26,014円から上昇しており、弱気のダイバージェンスが発生しており、先行き下落の兆候が現れている。
相場反落の兆候が出ていることから、十分注意して相場を見ていく必要がある。5日SMAや10日SMAが25日SMAを下抜けするデッドクロスなどが反落シグナルとなりやすい。