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日経225の鯨幕相場は下放れで終了か!

  • 2018/11/13
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • 欧州タイム

 

★日経225の日足では、11月8日に200日SMA(紫線)を上抜け後に下落したように見えるが、実は260日SMA(茶線)が確りレジスタントなり下落した。260日SMAは、1年間365日から土曜日52日、日曜日52日、正月1日を差し引いた日数で主要市場の営業日数になる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%K:73.39、%D:71.91と%Kが%Dの上に位置しているものの、%Kが下向きとなってきていることから明日の動向が注目される。%Kが%Dを下抜けすると下押しの勢いが強くなりやすい。

 

ロウソク足では、10月31日以降陽線と陰線が交互に出る状態となる『鯨幕相場』となっていた。このようなロウソク足の並びになるときは、投資家が迷っている状態、または投資家が方向感を失っている状態を意味する。相場が上昇するのか、下落するのか判断できない場合や、相場を動かすような材料がない場合に出やすい型で、日本株では海外要因に相場左右されて、投資家が方向感を失っているときに出る型である。ただ、鯨幕相場は『株価が上下どちらかに放れたときに終わる』とことが多い。

本日は窓を空けて下放れしたことで、『鯨幕相場』は一旦終了した可能性が高い。

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