★日経225の日足では、前日25日SMA（青線）がレジスタンスとして意識され、上抜けずに終了した。しかし、本日は、その25日SMAを上抜けサポートとなって上昇したことや、5日SMA（赤線）が緩やかに上向きとなってきた。

また、ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％Kが％Dをわずかに上抜けしてきており、両線とも上向きとなってきている。

そのため、明日も戻り基調が継続する期待が高まっている。

10月26日の一番底から11月21日の二番底が下値を切り上げていることから、11月8日の高値22,583円のダブルボトムネックラインを上抜けすると本格的な戻り基調となりやすい。

ただ、上値では200日SMA（紫線）や260日SMA（茶線）がレジスタンスとして意識される。そのため、レジスタンスを一気に上抜けするような動きとなるかが注目される。レジスタンスで上抜け出来ないと上値の重さが意識され、再び下落基調となりやすい。

また、10月2日から上値を切り下げていることから、ネックラインを上抜けると上値を切り上げたことになる。下値も切り上がっていることから上値･下値を切り上げる上昇トレンドとなる。

一方、再び11月21日安値21,243円を下抜けすると、上値切り下げが継続していることになり下値模索の値動きとなりやすい。