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日経225の年足ではモメンタムは上向き!
- 2021/03/05
- アジアタイム
★日経225の年足では、ダブルボトムネックラインである2007年高値1万8261.98円を上抜ける上昇トレンドが継続していることになる。
2015年にじわりとネックラインを上抜けしたものの、翌2016年には一時下押しする展開となったものの、終値では実体が上抜けした。そして、2017年では一度もネックラインを下抜けすることなく上昇基調の流れとなった。
しかし、2018年には7年ぶりに陰線引けとなったが、ネックラインを下抜けすることはなかった。
ただ、2020年には新型コロナウイルスによるパンデミックショックで一時ネックラインを下抜けしたものの、長い下ヒゲが発生する『下影陽線(たくり線)』になった。
現在は、いったん騰勢の衰えを示唆する『上影陽線(トンカチ線)』となっている。
移動平均線では、上から2年SMA(赤線)、5年SMA(青線)、10年SMA(緑線)の順番になっており、全SMAとも上向きを維持している。
また、モメンタム10(緑線)とモメンタムSMA5(赤線)は上向きになっており、上昇の勢いが続いている。
まとめると、超長期的には上昇基調は継続している。ただ、高値圏でのロウソク足が『トンカチ線』になっていることが気になるところである。