★日経225の日足では、260日線（茶線）20,850円がサポートラインとなり、一時下抜けしたものの引けにかけては260日線を上回り終了した。この260日線は、1年間（365日）から土曜日52日、日曜日52日と正月1日を差し引いた主要国の取引日数を示す。

明日も260日線を維持出来るようなら、サポートとして意識される。一方で、上値では5日線（赤線）21,064円が下向きとなっておりレジスタンスとして意識されやすい。さらに、200日線（紫線）21,316円もレジスタンスとして上値を抑える可能性がある。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％Kと％Dがかい離幅を広げながら上向きを維持していることで、戻り基調は継続している。

本日は下落基調となったものの、引けにかけて始値を上回り『陽の大引け坊主』で終了した。このところ引けにかけて買い戻しが入りやすく、高値引けで終了することが多くなっている。引け高は翌日への期待が膨らむ。ただ、トレンド的には、高値・安値を切り下げる展開が続いていることから、下落トレンドとなっている。そのため、3月12日高値21,971円を上回るまでは油断出来ない状況となっている。