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日経平均15連騰、歴代最長を記録
- 2017/10/23
- アジアタイム
日経平均株価は15連騰し、前週末比239円01銭(1.11%)高の2万1696円65銭で取引を終了した。日経平均は、米政策期待と自公圧勝、円安基調を好感して1996年7月15日以来の高値を付けた。
衆院選での自公連立政権圧勝に対する市場の反応は円売りとなり、ドルは一時114.10円と3カ月ぶりの高値を付けた。その後は、米長期金利が低下傾向となったことなどから、徐々に利益確定売りや実需の売りに押されドル円は113円後半に下落した。
為替が3カ月ぶりの円安水準となったことで、東京株式市場では電機など輸出株など中心に幅広い業種が堅調に推移した。また、米金利が上昇したことで、三菱UFJなどの金融株の上げも目立った。
TOPIXは14.61ポイント(0.84%)高の1745.25と11営業日続伸し、連騰記録は昨年11月28日までの12連騰に次ぐ記録となった。東証1部の売買代金は2兆5942億円、売買高は15億8207万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1639、値下がり銘柄数は313、変わらずは80銘柄だった。