日経平均株価は反発。今週末のＧ20会合を前にした政策期待、中国株式市場の上昇、投資指標面からみた割安感が下支えし、円高基調も一服し朝方下落から買いが優勢となった。日経平均株価２２日の終値は、先週末より１４３円８８銭高い１万６１１１円５銭。ＴＯＰＩＸも８．１８上がって１３００。東証１部の出来高は２０億３７４８万株、売買代金は２兆５８１億円。騰落銘柄数は値上がり１２５６銘柄、値下がり５８８銘柄、変わらず９６銘柄。市場の一部からは、今週２６日から中国・上海で開かれるＧ２０で金融市場の安定化に向け何らかの宣言が発せられるのかに注目が集まっている模様だ。225先物は実体部の大きい陽線引けとなった。5日線や転換線を終値ﾍﾞｰｽで上回った。基本的には16000円を挟んで日柄調整の展開。18日から19日に空けたギャップを埋めたものの、2月16日高値(16340円)を抜けない限りは更なる上昇トレンドには懐疑的な見方が多い模様だ。同水準は今月1日高値(17900円)からの下落幅の半値戻し(16350円)が同レベルであり、ここをどう切り抜けるかに注目したい。抜ければ25日線までの戻しも視野に入る展開か！？