日経平均株価は続伸して、前日比14円61銭（0.08％）高の１万9217円48銭で取引を終了した。３月期末の配当権利落ち分（131.97円）を埋めた。需給イベントが無事に通過し、国内は４月下旬から本格化する３月期本決算までは手掛かり難となりそうだ。本日、実質新年度入りとなったことから、小型株に対して国内機関投資家による利益確定売りが観測された。また、配当権利落ちが影響し、配当利回りの高い銘柄は下落となった。東京為替市場のドル円は、トランプ大統領によるオバマケア代替案の採決撤回で政策期待が後退し、上値が重い展開となっていたが、前日海外市場では米消費者信頼感指数が予想外の強さを見せたことなどで反発した。ドル円反発から輸出関連株には買いが優勢となり相場を支えた。
　ＴＯＰＩＸは反落となり、2.76ﾎﾟｲﾝﾄ（0.18％）安の1542.07で取引を終了した。東証１部の売買代金は２兆1595億円、売買高は17億5140万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は716、値下がりは1158、変わらずは118銘柄だった。

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